Anser (回答)

アルマイトは電気めっきではありますが、陽極酸化被膜といって金属側の電極を陽極とする表面処理です。陽極側では、酸化反応をするため、金属イオンが電解液中に溶出し、表面に安定な酸化物層を形成します。
アルマイト処理は半分浸透するので 例えば機械部品に対して10ミクロンのアルマイト膜厚の指示の場合、5ミクロン厚のアルマイトが表面につきます。
ですが、アルマイト処理の前処理に行うエッチングの際に、材料表面が1~2ミクロン減ることもあり、実際アルマイトの膜厚は3~5ミクロン程度のるという判断になります。
これは表面処理屋さんによってちがうので、打ち合わせをしっかりした上で加工するほうがよいです。