Before (改善前)

中ロット機械加工 生産設備部品

生産設備においては定期的に多数の製作を行う部品があり、工場によっては100個程度の同一部品を毎月製作しているようなケースがあります。都度切削加工を行っている場合も多く、高コストの原因となっていることがよくあります。

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After (改善後)

中ロットロストワックス 生産設備部品

切削加工は加工チャージが高く、また材料の歩留まりも良くないケースがあります。生産量が100個を超えるような場合は、切削加工の代わりにロストワックスを検討することでコストダウンを実現することができます。ロストワックスは型を用いて部品製作を行うため、生産性が高く、コストを1/2に削減することができます。

POINT(要約)

生産設備用の部品でも1ロット100個以上製作するような部品の場合は切削加工ではなくロストワックス等の別工法を検討することが重要となります。高精度部品に対しては、公差部のみ追加工を行うことで精度の確保が可能です。