Anser (回答)

カナック処理はガス窒化処理法で500℃前後の加熱雰囲気中で鋼の表面より窒素を拡散させ金属の元素と反応し硬化層を生成します。窒素化合物はなく、CrN.MoN等の化合物が固溶され表面に行くほど硬さが得られます。
拡散層が主体で化合物層もないためかけにくい窒化処理です。
適用材質は 冷間金型鋼、熱間金型鋼、高速度工具鋼、クロムモリブデン鋼、オーステナイト系、フェライト系、マルテンサイト系ステンレスなどです。

愛知県西尾市大野精工では、カナック処理、ニューカナック処理、タフトなど材料から各種表面処理まで精密部品加工を得意としております。
ご連絡おまちしております。